未来の可能性を広げるために…
To expand the possibilities of the future.
新体操やフィギアスケートなどのオリンピック種目から、その他様々なジャンルのダンス基礎となるクラシックバレエ…と言われていますが、それだけではありません。指示行動と酷似したレッスンスタイルは先生の動きを正確にトレースすることから始まります。
つまり、スポーツのフォーム研究と同じことです。
極限まで無駄を省いて力学的に動くバレエは武術とも精通しています。
飾りが少なくニュートラルな表現をしなければならないものほど難易度は高く、様々なジャンルの基礎的な部分を占めていることが多いため、バレエのお稽古を受けていれば多種多様な職業を目指せそうですよね。
また、お稽古を通してバレエの総合芸術としての素晴らしさも感じて頂けたらと思っております。

音楽×バレエ
楽譜を全て数字に直すことができるのをご存知でしたか?
中でもクラシック音楽は数学であり哲学であると言われており、歴史上の作曲家の作品には黄金比率を強く意識して作られた曲が多く存在しています。踊りながら音楽を感じる部分は数字的なところが基本となり、稽古を重ねて行くうちに ジャンプする音/回転する音/キープする音 などが分かる様になってきます。つまり、楽器の代わりに体を使って楽譜を再現し表現することがバレエです。
振付×バレエ
バレエの土台ともなる振付。それは何千回と繰り返し踊られる中で出来上がった究極の美であり、無駄な動きを極限まで削り落とすことで何百年経った今でも色褪せることのなく上演され続けています。例えば、右へ一歩足を踏み出す…そんな些細な動きですら理由があり、細かいルールと理論によって構築されているのです。動き1つ1つをパズルのピースの様に捉えて、理論的に構造理解を深めながら体を動かすことが要求されます。
演技+バレエ
これまでお話した音楽や振付のことをまとめているのが演技の部分です。お姫様や村娘、妖精や魔法使い… etc. 様々な役になりきって喜びや悲しみなどの感情を表現して行くことで、想像力や読解力など国語的な要素を刺激していきます。

指示行動と酷似したレッスンスタイルで脳も鍛えられる
表現する意思だけで、言語中枢は活性化
それだけじゃない、バレエで養う8つのセンス
健康?子供の頃からの『正しい姿勢』は一生を左右する
聴く力。聞いたことを理解する力。それを記憶する力。具体的な行動につなぐイメージ力。その行動をする運動能力。etc...
バレエのお稽古を受けていれば自然と身につけられます。
ダンスやスポーツの中で、言語中枢が最も活性化するのはバレエであると、科学的に証明されています。
記憶力/音楽性/協調性/ 距離感/空間認識力/表現力/体幹力/柔軟性 など、日々のお稽古を通して訓練されていきます。
子供の時から正しい姿勢を訓練することで、どんなにイイことが起こるのか…下記ご紹介!
意外と難しい『正しい姿勢』
おしりを締めて骨盤を立てて、肋骨は閉じる。肩甲骨と肩は少し後ろにして下ろして顎は軽く引く…これが正しい姿勢の取り方です。この状態をキープし続けることは結構辛いし、もはや正しいポジションを作ること自体が難しいですよね。
バレエはどんな体制を取っていても、正しい姿勢が絶対に崩れないよう訓練していきます。繰り返し体に覚えさせることで日常的に姿勢が良くなり、体の成長と共に出てくる骨格の歪みを回避して、正しい場所に内臓を収めるための筋肉を養うことができるのです。
骨格の発達をよくする
真直ぐな川と蛇行している川では、真直ぐな川の方が水の流れが速いですよね。これは70%水分でできている人間の体でも同じことが言え、正しい姿勢を保つと自然に太りにくい体質へと変化していきます。また、正しい姿勢=骨格に対して不自然な圧力をかけないということなので、子供の体から大人の体へと骨が素直な成長を遂げてくれます。バレリーナに手足の長い人が多いのは、このためかもしれませんね。

黄金比率を意識した美的感覚
音楽の他にもモナリザやミロのビーナスなどの有名絵画からクレジットカードや有名会社のロゴマークにいたるまで、人々が記憶しやすいものには必ずこの比率が使われています。バレエも類に漏れず全ての動きに対して黄金比率を意識し、自分の体に対してどの角度に手や腕を動かしていけば最も美しく見えるのかということを研究して行きます。つまり、特別な勉強をせずとも構図に対するバランス感覚が身につくのです。
言語中枢が活性化
脳梗塞などで機能を損なわれると言葉がうまく話せなくなるとして知られている言語中枢は、相手に伝えたい情報があると言葉を発していない状態でも活性化するそうです。
ダンスやスポーツの中で言語中枢が最も活性化するのはバレエであると科学的に証明されています。
受験や就活の面接で最も有利
社会人になると必要となってくる立ち振る舞いの美しさ。そう言ったことを強く要求される職業と言えばCAやモデルといった方々ですが、苦労してウォーキングレッスンやマナー講座を受けずとも、バレエのお稽古を受けていれば難なくクリアできます。受験や就活の面接では、歩いてお辞儀をして椅子に座る。たったそれだけの動作で、面接官が好意的に話を聞いて下さるかもしれません。